2016年８月号特集　　佐賀から未来へ

幾重にも重なるスポットライト、2500人を超える大観衆や数十人にのぼる出演者、オーケストラも、すべての視線がたったひとりに集まる。宝塚歌劇団における男役の「トップスター」は、美しさと力強さを合わせ持つ孤高の存在だ。全国から優れた才能を集める宝塚歌劇団の団員約400人のうち、その頂点に立てる人は一握り。わずか５人しかいないトップスターのひとりとして、昨年から宙組を引っ張るのが佐賀市出身の朝夏まなとさんだ。その凱旋公演がいよいよ今年12月６日、佐賀市文化会館大ホールで行われる。現在、名作「エリザベート―愛と死の輪舞―」の役作りに励む朝霞さんにインタビューした。（インタビュー：本誌編集長　梅木誠太郎）

ウルトラマン50周年記念となる「ウルトラマン オーブ」（テレビ東京系午前９時）でダークヒーロー「ジャグラスジャグラー」役として準主役級の活躍をする青柳尊哉さん（31）。舞台やテレビ、映画で実力を積み上げ、今年は映画「怒り」（李相日監督）や「秘密 THE TOP SECRET」（大友啓史監督）といった話題の新作に出演するなど、大きな注目を集める若手俳優だ。青柳さんの思い出深い場所「肥前うどん 翔」で話を聞いた。（インタビュー：本誌発行人　橋詰 空）