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2025.07 vol.181号
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2025年8月号特集「北斎・広重 大浮世絵展 開幕」
佐賀新聞社が創刊140周年を記念して主催する美術展「北斎・広重 大浮世絵展」が
7月11日に開幕しました。
江戸時代を生きた二大絵師、葛飾北斎と歌川広重の魅力あふれる作品236点を展示。
6つのエリアに分けた対決形式で楽しむことができます。
7月10日の開場式で佐賀新聞社の中尾清一郎社長は
「摺りの技術に注目してほしい。浮世絵は絵師はもちろん、彫師と摺師の存在が絶対に必要。
いずれかが欠けてしまうと傑作は生まれない。摺りは力の加減で濃くなったり、
薄くなったりするが、緩やかなグラデーションを見事に表現している。
青色の鮮やかな発色にも驚くはず」と見どころを紹介しました。
2人に共通する「東海道五十三次」のシリーズ、北斎の「冨嶽三十六景」や
広重の「名所江戸百景」など、江戸時代を代表する二大巨匠の作品を同時に鑑賞できる
貴重な機会。「この作品、どこかで見たことあるな」と懐かしさを感じたり、
作品の持つ意味合いを再発見したりして…。
この夏イチ押しの美術展をじっくりと堪能して下さい。
